昨日はサッカーのFIFA・W杯の日本対ギリシャ戦でした。
試合結果は残念ながらスコアレス・ドロー(0-0引き分け)、
日本のグループリーグ予選突破は非常に厳しくなりました。
こうなると日本国民としては、W杯への興味が薄れることもあるでしょう。
しかし、世界的スポーツイベントで自国代表のみを応援するのは
何ともつまらないことではないかと思います。
様々な国の代表に目を向けることから知識が増え
そこから世界に対する理解と共和が広がっていくのですから。
「そうは言っても他国のサッカーなんて詳しくないし」
ふむ。もっともな感想です。
とりあえずサッカー強国のブラジルやイタリアを応援するのも悪くないでしょう。
が、今日はチリ代表について一つご案内します。
今回2014年の開催国であるブラジルと同じ南米大陸にあり、
太平洋岸に沿って南北に細長いチリ共和国。
日本人には銅の輸入やアンチョビ、サケなどの漁獲で関係がある国です。
そのチリで2010年に鉱山の大規模な落盤事故が起きました。
33人の労働者が2ヶ月以上の日々を坑道の中で堪え忍びました。
この事故を生き抜いた人々がチリ代表を応援するメッセージを寄せたのが
このCMです。(Youtubeのリンクです)
W杯の予選リーグ(総当たり戦)は4チームで形成され、
そこから上位2チームが決勝トーナメントに進出します。
チリ代表は予選リーグで、前回大会の優勝国スペイン、準優勝国オランダと
圧倒的な力を持つ2チームを相手にすることになりました。
いわゆる「死のリーグ」と呼ばれ、多くのサッカーファンはチリ、
そしてもう1チームであるオーストラリアの敗退を想像しました。
が、チリはその前評判を覆し、初戦のオーストラリアに続いて
前回の王者スペイン相手に完勝し、予選突破を決めました。
もしこのCMに少しでも心が動くものがあれば
ぜひチリ代表を応援してW杯を楽しんで下さい。
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